インプラスは窓のタイプにより設置に必要なスペースが異なります。設置スペースが不足している場合は、オプションのフカシ枠や自分で木材等を加工して増枠すれば大抵の場合、設置は可能です。
インプラスの設置ができない窓
設置スペースが足りていたとしても、換気扇やクーラーの付いた窓は構造的に設置ができません。内倒し窓や回転窓、上げ下げ窓の場合は、外窓の開閉ができなくても良いので設置してほしいと言われるお客様もいらっしゃいます。
天窓は滑落の恐れがあるため、インプラスの設置はやめた方が良いです。重量もあり、ガラス製品ですので大変危険です。
インプラスに必要な窓タイプごとの設置スペース

インプラスの設置に必要なスペースは70㎜。外窓の錠のハンドル部分を稼働して一番出ている部分からの寸法ですので注意してください。70㎜以上確保できていれば問題なく設置できます。
インプラスの引き違い窓タイプで70㎜、他の開き窓やFIX窓、テラスドアは55㎜ですので、YKKAPのプラマードUよりも必要な有効スペースは若干ですが狭くてもOK。
プラマードUだとスペースがギリギリの場合は、インプラスをおすすめすることもあります。
余談ですが、アジャスト上枠付きは窓枠の歪みが大きい場合に使用すると便利です。
設置スペースが全然足りない

お住まいによっては設置スペースが足りない場合もあります。マンションなどの共同住宅の場合は特に多いです。
その場合は、オプションのフカシ枠や造作材を加工して設置スペースを足すことになります。足した分室内に出っ張ってしまいますが、オプションのフカシ枠はインプラスと同じ色、同素材ですのでそれほど違和感はありません。
ふかし枠下部補強材はホワイトのみとなります
但し、フカシ枠が40㎜以上の場合は下枠に滑落防止のために補強を入れる必要があります。大きなフカシ枠の場合、補強も大きくなり、場合によっては柱のように建てる必要もあるので、見栄えが悪くなってしまいます。
設置スペースが足りていれば、インプラスの施工はそれほど難しくないと思います。DIYが得意な方は試してみても良いかもしれません。エコ内窓ショップではインプラスの製品のみでもご購入頂けます。
採寸や施工が不安な方は、現地調査、御見積は無料ですのでお気軽にご依頼ください。